【動画教材】カメラを知る最初の一歩「露出マスター」講座

このページでは、カメラを触って最初に覚えていただきた「露出」について説明していきます。
まずは「露出」とは何か? というところから入り

  • 絞り(F値)
  • シャッター速度
  • 感度(ISO感度)

この3つを改めて解説、深堀りしていきます。
知ってるようで理解できていないこの3つをこのタイミングでバッチリ者にしてください。

そして、個別の設定がマスターできたら、中級編へ

  • 露出トライアングル

について理解しましょう。
最後は「絞り」「シャッター速度」「感度」どの順番で設定していくのがいいか?
という解説もしていきます。

動画と合わせてテキストでも解説するので、ご自身の好みのスタイルで学びを深めてもらえればと思います。

では、早速言ってみましょう。

目次

露出とは

カメラを始めたばかりの方や、これから本格的に趣味にしたいと考えているあなた。「露出(ろしゅつ)」という言葉を聞いて、どんなイメージを持っていますか?

「なんだか難しそう……」 「カメラにお任せ(オート)で撮ればいいんじゃない?」

そう思っている方も多いかもしれませんね。 でも、露出はカメラを知るための「最初の一歩」であり、あなたの表現を劇的に変えてくれる魔法の鍵なんです。

今回は、写真歴29年、元プログラマーの僕が、感覚ではなく論理的に「露出」の正体を紐解いていきます。

露出とは「写真全体の明るさ」を決めること

結論から言うと、露出とは「絞り」「シャッター速度」「感度」という3つの要素を組み合わせて、写真全体の明るさを決めることです。

  • 絞り(F値)
  • シャッター速度
  • 感度(ISO感度)

この3つをコントロールすることで、自分が見せたい「明るさ」に調整していく。これが露出を決める、という作業になります。

最近のミラーレスカメラは性能が良く、ファインダー(EVF)を覗けば撮影前に明るさが分かってしまいます。そのため、数値を意識しなくても写真は撮れてしまいますが、ここを理解していないと「思い通りの表現」をするための設定変更で迷ってしまうんです。

最短距離でステップアップするためにも、まずはこの基礎をしっかり押さえておきましょう!

「露出アンダー」と「露出オーバー」を使いこなそう

写真の世界では、単に「明るい」「暗い」とは言わず、「露出アンダー」「露出オーバー」という言葉を使います。

露出アンダー

全体的に暗めの写真のことです。 影の部分が強調され、シックで落ち着いた雰囲気や、ドラマチックな表現に向いています。

露出オーバー

全体的に明るい写真のことです。 ふんわりとした柔らかい雰囲気、爽やかなポートレートなど、ポジティブな印象を与えたい時に効果的です。

ここで大切なのは、「露出アンダーだから失敗」「オーバーだからダメ」というわけではない、ということ。

「あえて暗く撮って、モデルの表情に影を落としてみよう」 「あえて明るく撮って、空気感を出してみよう」

このように、自分の意思で露出をコントロールできるようになると、写真はもっともっと楽しくなります!

露出をマスターして表現の幅を広げよう

いかがでしたか? 露出は、色味などとは関係なく、あくまで「明るさ」に関するお話です。

この「明るさ」を自在に操れるようになると、同じ風景やモデルを撮っても、全く違う印象の作品に仕上げることができます。

これからはシャッターを切る前に、「このシーンはアンダーで格好良く撮ろうかな?それともオーバーで明るく表現しようかな?」と、あなた自身の正解を見つけてみてくださいね。

絞り

ここからは、露出を決める3つの要素のうち、表現の幅を広げるために最も重要な「絞り(しぼり)」について深掘りしていきましょう。

「背景をふわっとぼかした写真を撮りたい!」

そんなあなたの願いを叶えるのが、この「絞り」なんです。

絞りとは「光の通り道の広さ」のこと

絞りとは、レンズの中にある、光を通すための穴の大きさを調整する仕組みのことです。
カメラ本体ではなく、あくまでレンズ側の機構だというところがポイントです。
この穴を大きくしたり小さくしたりすることで、カメラに入ってくる光の量をコントロールします。
写真の世界では、この絞りの大きさを「F値(エフち)」という数値で表します。

【論理解説】なぜ「F値」という名前なの?

ここで少し、余談です。
なぜ「F値」と呼ぶのか、疑問に思ったことはありませんか?
実は、F値の「F」は焦点距離(Focal length)の頭文字なんです。

絞りの穴の直径(有効口径)を求めるための、こんな数式があります。

D = f / N
(D:有効口径、f:焦点距離、N:F値)

例えば、50mmのレンズでF値を2に設定したとすると、レンズの中の穴の大きさは25mmになります。
レンズの箱に「f/2.8」などと書いてあるのは、実はこの割り算の式そのものだったんですね。
これを覚えておくと、カメラ仲間との会話でちょっと自慢できるかもしれませんよ!

絞り(F値)を変えると何が起きる?

さて、ここからが実践で最も大切なポイントです。
F値の数値を変えることで、写真には2つの大きな変化が生まれます。

1. 明るさが変わる

F値を小さくして絞りを開放すると、一度にたくさんの光が入ってくるので、写真は明るくなります。
逆にF値を大きくして絞り込むと、光の通り道が狭くなるため、写真は暗くなります。

2. ボケ感が変わる

ここが写真表現の醍醐味です。
F値を小さくすると、ピントが合っている範囲が狭くなり、背景が大きくボけます。
ポートレートで主役を引き立たせたい時は、迷わずF値を小さく設定しましょう。
逆に、集合写真や風景写真のように「手前から奥までハッキリ見せたい」時は、F値を大きく(絞り込んで)撮るのが正解です。

「絞り」をマスターして主役を際立たせよう

絞りは、単に明るさを変えるだけでなく、「どこまでを見せて、どこをぼかすか」という演出を決める重要な役割を持っています。

最初は「数値を小さくすると穴が大きく開く」という反比例の関係に戸惑うかもしれませんが、何度も触っているうちに指が覚えてくれます。

ぜひ、あなたの愛機でF値を変えながら、背景のボケ方がどう変わるか実験してみてくださいね。


シャッター速度

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