
おはようございます、けんちろです。
1月も後半に入りましたが、あなたはどんなスタートダッシュを切りましたか?
僕はありがたいことに、この後半戦に撮影案件がぎゅっと詰まっていまして、今日も大阪の平野区でシャッターを切ってきました。
1月の前半にしっかりと休養をとった分、ここからは月末までノンストップで走り抜けようと思っています。
そして以前から少しお話ししていた、写真が学べる会員制サイト「けんちろラボ」も2月のテスト版オープンに向けて準備真っ只中です。
やることが盛りだくさんですが、今年も写真を愛するあなたと一緒に楽しんでいけるよう、気合を入れて進めていきますね。
さて、今日はふと現場への移動中に考えた「カメラの話」をしようと思います。
単刀直入に聞きますが、あなたは今、どこのメーカーのどんなカメラを使っていますか?
そして、もし明日新しいカメラを買うとしたら、何を基準に選びますか?

スマートフォンのように「劇的な進化」が終わったカメラ業界
ここ数年、新しいカメラが発表されるたびに思うことがあります。
「もう、性能的には行き着くところまで来たんじゃないか?」と。
これはスマートフォンの進化とよく似ています。 一昔前のスマホは、新機種が出るたびに驚くような新機能が搭載されていましたよね。
「うわ、これは買い替えなきゃ!」と、2年ごとの更新が待ち遠しかったものです。
カメラも同じでした。以前は2年、3年と経てば、画質も機能も劇的に向上していて、買い替えると仕事が楽になる、あるいは表現に差が出ると感じるほどでした。
でも最近はどうでしょう。
そこまでの「大幅な進化」による衝撃は、正直なところ少なくなってきた気がしませんか?
どのメーカーを買っても「大正解」で「大失敗」はない
以前であれば、「Nikonはオートフォーカスが少し弱い」なんて言われることもありましたが、今はもう過去の話です。
SonyやCanonと比較しても、実用上まったく問題のない、必要十分なレベルに達しています。
画素数、高感度ノイズの処理、そして色の出方。
誤解を恐れずに言ってしまえば、「今の時代、どこのメーカーのどのカメラを買っても、だいたい一緒」です。
エントリー機でもプロ向けのフラッグシップ機でも、ちゃんと写真は写ります。
そこから出てくる「絵」そのものに、以前ほどの決定的な差はありません。
どれを選んでも大失敗することはないし、逆に言えば、どれを選んでも「それなりに満足できる」時代に突入しているんです。

「なんでもいい」時代だからこそ、意志を持って選びたい
「性能差がないなら、カメラなんて何でもいいじゃん」 極論を言えばそうです。
お店に行って、サイコロを振って出た目のメーカーのカメラを買っても、きっと素晴らしい写真が撮れるでしょう。
でも、僕は「どれでも良くなったからこそ、ちゃんと選びたい」と思っています。
なぜなら、僕たちにとってカメラを持つということは、単に画像を記録すること以上の意味があるからです。
スペック表の数値が並んだ今、大切になるのは「プラスアルファ」の部分。
僕がなぜ、ずっとNikonを使い続けているのか。その理由を言語化してみると、スペック以外の部分に大きな比重があることに気づきます。
僕がNikonを選び続ける「哲学」の話
正直なところ、一番大きな理由は「昔からNikonを使っているから」です。
もし僕が最初に手にしたカメラがCanonだったら、今頃はR5あたりを愛用していたかもしれません。
慣れや資産というのは、それくらい大きな要素です。
でも、それだけではありません。
僕はあえて、今の時代もNikonを選んでいます。
そこには、Nikonという企業の「姿勢」への共感があるからです。
プロモーションを見ていても、トップレベルの有名な写真家だけでなく、僕らのようなフォトグラファーや、これから写真を始める若者たちにもしっかりと目を向け、寄り添ってくれている。
そんな温度感を感じるんです。
そして何より、「カメラに込められた哲学」です。
写真を撮る楽しみ。 ファインダーを覗いた瞬間の高揚感。
シャッターを切った時の指に伝わる感覚。
もっとマニアックな話をすれば、ボタンの配置、形状、押した時の角度。
カメラを構えた時の「人馬一体」ならぬ「人機一体」感。
こういった、スペック表には現れない「撮るという体験の質」において、やはりNikonは一歩抜きん出ていると僕は感じています。
もちろん、ボタンの押し心地が良いからといって、写真の画質が劇的に変わるわけではありません。
ですが、この「メーカーの哲学」や「道具としての心地よさ」こそが、性能が横並びになった現代において、最も重要な選択基準になるのではないかと思うのです。

あなたは何を基準に相棒を選びますか?
スペックにこだわって、0.1秒でも速いAFを求めるのも一つの正解です。
僕のように、メーカーの哲学や操作性の官能評価に重きを置くのも一つの正解です。
もし、あなたが今から新しいカメラを一台買うとしたら、どんな点を重視しますか?
「やっぱり色が大事」
「デザインが可愛くないと持ち歩かない」
「いやいや、最新スペックこそ正義だ」
ぜひ、あなたなりの「カメラ選びのこだわり」を教えてください。
性能差がなくなった今だからこそ、みんながどこに「愛」を感じて機材を選んでいるのか、とても興味があります。
けんちろでした。





コメント