お疲れ様です、けんちろです!
2月も後半戦、撮影に制作にとバタバタと走り回っていますが、あなたは写真ライフを楽しんでいますか?
最近、僕自身も「SNSをもう一度一から頑張ろう!」と決意して、TikTokやYouTube、X(旧Twitter)での発信に力を入れています。
SNSを伸ばすためには「分析」が命。
システムエンジニア出身の血が騒ぐのか、ロジカルに数字を見たり、今どんな動画が流行っているのかをリサーチしたりするのが結構好きなんですよね。
そんな中、YouTubeでカメラ系のコンテンツを片っ端からチェックしていたのですが……正直に言います。
「いやいや、それはちょっと待って!」と、思わずツッコミを入れたくなる動画に出会ってしまいました。
普段、他の方のコンテンツに口を出すことはあまりないのですが、これからカメラを始めるあなたにだけは「騙されないでほしい」と強く思ったので、今日はあえて「構図」の真実についてお話ししますね。

三分割構図は「魔法のルール」ではない
その動画では、ポートレートの構図について解説されていました。 そこで紹介されていたのが、写真の基本中の基本と言われる「三分割構図」です。
画面を縦横に3等分して、その交点やライン上に被写体を置くというアレですね。
講師の方は、単色の背景紙で人物撮影をし、「プロっぽく見せるために、被写体を左側の1/3の位置にずらしましょう」と教えていたんです。
これを聞いて、僕は心の中で叫びました。 「いやいやいやいや! なんで意味もなくずらすの!?」と。

構図は「目的」ではなく「手段」です
厳しい言い方かもしれませんが、ただ「三分割構図というルールがあるから、そこに置く」というのは、写真としては全く意味がありません。
本来、構図というのは「主役をより目立たせるため」や「写真にストーリーを持たせるため」に使う手法(テクニック)であって、ゴールではないんです。
例えば、背景が真っ白なスタジオで全身のポートレートを撮るシーンを想像してみてください。
背景に何も要素がないのに、なぜ主役である被写体を真ん中からどかす必要があるのでしょうか?
背景に何もない状態で左にずらしてしまうと、単に「真ん中に主役がいない、中途半端な写真」になってしまいます。これでは主役の魅力が半減して、視線が泳いでしまうだけなんです。

「ずらす」ときには必ず「理由」がいる
もちろん、僕も被写体を三分割の位置に置くことはよくあります。でも、そこには必ず理由があります。
- 目線の先を開けたいとき バストアップの撮影で、モデルさんが右を向いているなら、左側に配置して「視線の先」の空間を広く取ります。そうすることで、写真に物語や余韻が生まれるからです。
- 背景に「副題」があるとき 背景に綺麗な景色や、主題を引き立てる別の要素がある場合、それらとのバランスを取るために、主役を少し横に避けてもらうわけです。
つまり、「目線の先を開けたいから、結果として1/3の位置になった」というのが正しい順番。 「1/3構図にしたいから、とりあえず端に寄せる」のは本末転倒なんです。

これは「桜」という副題があるから意味のある三分割構図
迷ったら「ど真ん中」で堂々と撮ろう!
写真教室でも、全身ポートレートでなぜか左に寄せて撮っている生徒さんに「なんでこっちに寄っているんですか?」と聞くと、高確率でこう返ってきます。
「三分割構図がいいって聞いたので……」
もし、あなたもそう思っていたなら、今日からはその呪縛を解いてください。
特別な理由がないのなら、主役はど真ん中でいいんです!
「日の丸構図」は決して悪いものではありません。
むしろ、主役を一番力強く、真っ直ぐに伝えることができる最強の構図です。 変にテクニックに溺れて主役を弱めてしまうくらいなら、ど真ん中にドーンと配置して、迫力のある一枚を撮ってみてください。
その方が、あなたの「撮りたい!」という気持ちがダイレクトに伝わる、良い写真になりますよ。

さて、あなたの最近の写真は、ついつい無意識に「三分割」に頼っていませんか?
それとも、堂々と「日の丸構図」で勝負していますか?
ぜひ、あなたの構図に対するこだわりや、ついついやってしまう癖などをコメントで教えてくださいね。 みんなで一緒に、もっと自由で楽しい写真表現を追求していきましょう!
それでは、また次のブログでお会いしましょう。けんちろでした!




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