2月の閑散期こそ、写真の「種まき」をするチャンス
おはようございます、けんちろです。
あっという間に2月に入りましたね。
大阪はまだまだ寒い日が続いていますが、あなたは風邪などひかれていませんか?
実は僕たちフォトグラファーにとって、2月というのは毎年「閑散期」にあたることが多いんです。
「仕事が減って大変だ」とネガティブに捉えることもできますが、僕は逆にこの時期を「種まきの時間」だと考えています。
普段は撮影に追われてできないような準備をしたり、新しい知識をインプットしたり。
そして何より、これから写真を学びたいと思っているあなたのために、新しいコンテンツを作る絶好の機会なんです。

「露出」の壁を越えよう。初心者向け動画教材が完成しました
そんなわけで、今は「けんちろラボ」のコンテンツ作成に没頭しています。
2月に入ってから、かなり気合いを入れて動画を作り込みました。
特に今回力を入れたのが、カメラを買ったばかりのあなたが最初にぶつかる壁、「露出(ろしゅつ)」についての解説です。
カメラを始めたばかりだと、どうしてもオート撮影に頼ってしまいがちですよね。
でも、もう少し思い通りの写真を撮りたいと思った時、必ず理解しなければならないのが以下の3つの要素です。
- 絞り(F値)
- シャッター速度
- ISO感度
この3つの関係性を理解するのは、最初はちょっと難しいかもしれません。
そこで、この「露出」について、基礎の基礎からがっつり解説した1時間の動画教材を作成しました。
「難しそう…」と敬遠されがちな露出の話ですが、ここを理解すると写真は劇的に楽しくなります。
一部は無料公開する予定ですので、「露出って何?」という段階の方こそ、ぜひ見ていただければ嬉しいです。

「何が分からないかが分からない」という一番苦しい時期
さて、今日は教材作成の中で僕自身が改めて感じた、ある「課題」についてお話しさせてください。
カメラを始めたばかりの頃って、「何が分からないかが、分からない状態」になっていませんか?
ある程度カメラに慣れてくると、「もっと背景をボカしたい」「夜景を明るく撮りたい」といった具体的な疑問が出てきます。疑問が具体的であれば、ネットで検索して解決することができますよね。
これは、いわゆる「中級者」への入り口です。
でも、カメラを買ったその日は違います。
「自分は何ができていなくて、何ができているのか?」 それすらも分からない状態だと思うんです。
僕が運営する「けんちろラボ」は、そんな迷子になっている初心者の手助けをしたいと思って活動しています。

永遠のテーマ。「良い写真」とは一体なんなのか?
突き詰めていくと、写真における最大の悩みは「良い写真とは何か?」という問いにたどり着きます。
カメラの設定は覚えた。
シャッターも切れるようになった。
でも、「自分が撮った写真が良いのか悪いのか分からない」「何がダメなのかが分からない」という壁にぶつかるんです。
僕のような講師の立場からすると、ここで 「これが良い写真ですよ」 「あなたの写真はここがダメですよ」 と、正解を教えるのは簡単です。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
僕は、それはちょっと違うんじゃないかと思っています。
写真の「良い・悪い」という判断は、本来もっと個人的なもの(パーソナルなもの)であるべきだからです。
僕が良いと思うものを、あなたに無理やり押し付けるのは違いますよね。

「正解」ではなく「判断基準」を伝えたい
僕がいま直面している課題は、「良い悪いの答えそのもの」を教えるのではなく、「自分で良し悪しを判断できる基準(ものさし)」をどうやって教えるか、ということです。
よく写真教室などで「自分の好きな写真を見つけて、真似してみましょう」というアドバイスがあります。僕もよく言います。
でも、カメラを持った初日は、そもそも「自分がどんな写真が好きか」さえ分からないことも多いはずです。世の中にどんな写真があるのかを知らない段階で、「好きな写真を真似しろ」と言われても困ってしまいますよね。
だからといって、「とりあえずこれを真似しなさい」と僕の好みを押し付けるのも違う。
このジレンマをどう解消し、どうやってあなたの中に「写真を見る目」や「好みの基準」を育てていくか。
論理的で再現性のある指導をモットーにしている僕ですが、この「感性」の入り口部分の伝え方については、今まさに試行錯誤している最中です。

あなたなら、どう答えますか?
今日は僕からの「答え」ではなく、現在進行形の「課題」の共有でした。
そこで、この記事を読んでくださっているあなたに問いかけたいことがあります。
もし、今日カメラを初めて買った友人に、 「いい写真って何? どんな写真を撮ればいいの? どうやったら上手くなるの?」 と聞かれたら、あなたならどう答えますか?
テクニックを教えますか? それとも、まずはたくさん撮ることを勧めますか?
今の僕にとって、これが率直な課題であり、これからもっと深く考えていきたいテーマです。
なんとなく見えてきている答えはあるのですが、それはまたいつかの記事で共有したいと思います。
ぜひ、あなたの考えも聞かせてください。
「私ならこう答える」「自分は昔、こう言われて救われた」など、コメントで教えていただけるととても嬉しいです。
それではまた、けんちろでした。




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