おはようございます、けんちろです。
今日はクリニックのホームページ用素材の撮影で、愛知県の名古屋に来ています。
大阪を出る時は少し寒くて小雨も降っていたのでコートを着てきたのですが、名古屋はすっかり暖かくて、撮影中は汗だくになってしまいました。
現在3月ということで、ありがたいことに撮影案件が重なる繁忙期を迎えており、バタバタと走り抜ける毎日です。
ゴールデンウィーク頃になれば少し落ち着いてくると思うので、そうしたらまた新しいコンテンツ作りや、「けんちろラボ」の仕組みづくりを進めていこうと計画しています。
さて、今日は先日開催した写真教室での出来事と、そこから得た「写真を学ぶ意味」についてお話ししたいと思います。

先日の「トワイライトポートレート写真教室」を振り返って
先日、大阪にて「トワイライトポートレート写真教室(初級編)」を開催してきました。
今回のメインテーマは、その名の通り「夕方に撮るポートレートのロジック」です。昼間の撮影と夕方の撮影では、気をつけるべきポイントが全く異なります。
日が傾いてくると光に明確な方向性が出てくるため、まずは基本となる「順光」と「逆光」のそれぞれの特徴と、撮影時のアプローチ方法についてレクチャーしました。
逆光で作る「エモい」ポートレートのロジック
あなたは普段、ポートレートを撮る時に光の向きを意識していますか?
僕はポートレート撮影において、圧倒的に「逆光」で撮るのが好きです。
逆光をうまくコントロールすることで、被写体の輪郭がふんわりと光り、いわゆる「キラキラしてエモい」雰囲気を作り出すことができます。
教室では、この逆光の特性を重点的に解説し、どうすれば狙い通りの柔らかい光をカメラに収められるのか、その設定と立ち位置のロジックを皆さんにお伝えしました。
順光は順光でいいところはたくさんあります。
空が青くなるし、物の「色」もしっかり出ますね。
今回もモデルはななサク撮影会さんより、あいかさん。
いつもありがとうございます。

でもやはり僕はふわふわの逆光写真が好きなのです。
ただし逆光写真はいくつか気をつけないといけないポイントもあります。

今回の写真教室では以下の点を中心にレクチャーしました。
- 顔が暗くならないように露出を調整
- 太陽を画角に入れるとフレアが出るので、それを利用するか、フレアが出ないようにするか調整する。
- 背景のキラキラ感も意識して背景を選択する。
などなど。
ホワイトバランスで夕暮れの印象を操作する
もう一つ、夕方の撮影で欠かせないのが「ホワイトバランス」のコントロールです。
夕暮れ時は自然と赤や黄色が強くなりますが、カメラのオートホワイトバランス(AWB)はそれを「白いものを白く」補正しようと働いてしまうことがあります。
そこで、夕焼けのドラマチックな色合いをより印象的に残すためのホワイトバランスの具体的な設定値や、あえて色温度をいじって夕方の雰囲気を強調するテクニックを解説しました。
この「光の向き」と「色温度」の掛け算を理解するだけで、写真の仕上がりは劇的に変わります。


ホワイトバランス調製例
参加者のBonさんがいい作例を作ってくれました(笑)
ホワイトバランスの違いでこのくらい作品のイメージが変わります。

5000K(ケルビン)

5560K(ケルビン)

6670K(ケルビン)

8330K(ケルビン)
ぜひ作品のイメージに合ったホワイトバランスを設定しましょう。
教えながら感じる喜びと「つい喋りすぎちゃう」癖
今回の教室でも、参加者の方々にたくさんの写真を撮っていただきました。
講師として一番嬉しいのは、皆さんがファインダーを覗きながら見せてくれる「笑顔」です。
僕が論理的に説明したロジックを実践し、
「今までと違う写真が撮れた!」
「こんな風に撮れるんだ!」
と実感して笑顔になっていただける。
一歩ずつ着実にスキルを上げていく姿を間近で見られるのは、本当にこのうえない喜びです。
ただ、皆さんの反応が良いと、僕もテンションが上がってしまって……(笑)。
今回は「初級編」だったにもかかわらず、気がつけば中級編でお話しするような少し踏み込んだテクニックまで、どんどん喋ってしまいました。
せっかく僕の教室に来ていただいたからには、一つでも多くの武器を持ち帰ってほしいという思いからなのですが、少し消化不良になっていなかったかだけが心配です。
それでも、教室に来た時と帰る時では、明らかに写真のテイストが変わり、確実に「1段上のレベル」に上がっているのを感じました。

なぜプロである僕も「写真教室」に通うのか?
ここで少し視点を変えて、「改めて写真教室に通う意味」について考えてみたいと思います。
実は僕自身、プロとして日常的に撮影の仕事をしている今でも、たまに他のフォトグラファーの写真教室に参加することがあります。
去年も2件ほど参加しました。
「仕事で毎日撮っているのに、なぜわざわざ習いに行くの?」
と思われるかもしれません。
もちろん、テクニックやカメラの操作については既に知っていることがほとんどです。
しかし、それでも行く価値がある明確な理由があります。
それは、「新たな気づき」を得るためです。
他の講師がどのように被写体とコミュニケーションを取り、どんなプロセスで現場の空気を作っていくのか。そのアプローチ方法は、自分とは全く違うことが多く、非常に勉強になります。
時には「あ、この教え方は自分はやらないように気をつけよう」という反面教師としての学びもあります。
日々の業務に追われていると、どうしても自分の型にハマってしまい、客観的な視点を持ちづらくなります。
だからこそ、あえて腰を据えて「学ぶ時間」「写真について深く考える時間」を作ることで、自身の成長を止めないための起爆剤になるのです。

あなたの学びの場として「けんちろラボ」へ
あなたは最近、自分の写真とじっくり向き合う時間を作れていますか?
なんとなく感覚で撮るのではなく、ロジックを理解して「狙って撮れる」ようになると、写真はもっともっと面白くなります。
次回の対面ワークショップの開催はまだ未定ですが、決まり次第ご案内します。
また、写真について論理的に学べるオンライン研究所「けんちろラボ」も運営しています。
機材の相談や撮影に関するご質問は、公式LINEの方でも受け付けていますので、ぜひお気軽にメッセージを送ってくださいね。
あなたは今、写真のどんなことで悩んでいますか?ぜひコメント欄で教えてくださいね!




お気軽にコメントください